東京都交通局5200形

車輛解説
いまでこそ5200形というように改番されていますが、もとは5000形の6次車でした。昭和51年製造。

1次車が登場してから既に16年も経っており、チョッパ制御なども検討されていましたが、保守面を考慮し在来車と共通の制御機器、主電動機となりました。

三田線6000形に準じ、セミステンレス無塗装の車体とし屋根を一重構造とすることにより冷房化にも対応。6両編成2本の投入でした。

昭和63年、12年間を経てとうとう冷房化され、都車初の冷房車となりました。

平成に入り5000形が5300形へと置き換えされていき、車両計画が8両編成28本に目標とされると8両編成化され、結果4両が廃車となりました。

平成12年8月付で実際の形式も5200形に改められ、都車唯一のツーハンドル車、かつ唯一の全M編成として残っていました。

なお車輛性能上、100km/h以上の運転には対応できず都営線内〜京成高砂間のみの限定運用となっているようです。西馬込〜泉岳寺を往復する運用でよく見かけました。
平成18年11月3日をもって引退いたしました。
5200形外観 (13-8-30 5200形 馬込検車場 許可を得て撮影)
5200形外観 (13-8-30 5200形 馬込検車場 許可を得て撮影)

5200形運転台 (13-8-30 5200形 馬込検車場 許可を得て撮影)
運転台
5200形車内 (E231八ミツさん提供)
車内(E231八ミツさん提供)

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