東京都交通局5300形

車輛解説
平成3年、北総開発鉄道が都営線に乗り入れてくることとなり輸送力強化の必要に迫られるとともに、 このころ時代の流れもあって京成京急とも冷房化が進み、都車だけ非冷房車ばかりという状況となりました。 その非冷房の5000形自体の老朽化もあり、サービス向上と5000形の置き換えを目的として5300形は登場しました。

アルミ合金を使用し丸みのあるデザインとなり、前面を大きく傾斜させて非常扉にプラグドアを採用し、都車には珍しい非対称前面となりました。

LED、路線図式案内表示両方を設けられており、俺は路線図式は使いやすいと思います。
このころバリアフリーが唱えられるようになり、車椅子スペースも配置されています。

主電動機はGTO素子を用いたVVVFインバーター制御。 4M4T編成で最高運転速度120km/h。加速度は3.3km/h/s。
京浜線ばかり乗っていると、とても速く感じます。

そして冷房はもちろん付いています。

そうして順調に配備され、冷房率100%を達成。
平成10年に増備となった7次車では性能を向上するも残念ながら都車での京急の快速特急の運行は見送られました。
現在では快速特急の運用にも就いています。

現在27編成が在籍しています。
5300形2次車 (13-8-30 5300形 馬込検車場 許可を得て撮影)
5300形2次車外観 (13-8-30 5300形 馬込検車場 許可を得て撮影)

5300形運転台 (13-8-30 5300形 馬込検車場 許可を得て撮影)
運転台

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